雷電の中の調布市花火大会
[2010-07-25 02:17:55]
7月24日、調布市花火大会が行われた。東京都内での大規模花火大会としては最も早いもののひとつ。日中の気温は約36℃まで上がり、夕方になっても30℃以上……猛暑の中での開催となった。
ただ、上空の気温はやや低く、『大気の状態が不安定』でニワカ雨・雷雨が心配されていた。実際、午後になるとあちらこちらに入道雲が……遠くから眺めると雄大で美しい入道雲も、頭上にくれば恐ろしい雷雲だ。花火大会会場に来ないことを祈った。
夕方になると、入道雲はさらに発達。雲の頂上が、平らになって広がっているが、この雲は『かなとこ雲』と呼ばれるもので、雷雲がピークまで発達したシグナルでもある。よく眺めていると、ひっきりなしにピカピカと光っており、ときおりジグザグした稲光も見えた。多くの花火観覧客も、この稲光が気になっていたようである。実はこの直下では、1時間に50ミリクラスの滝のような雨が降っていたのだ。
だが、会場付近は雷雲の影響を受けることがなく、無事に打ち上げがスタート! 一滴の雨も降ることがなく、フィナーレを迎えた。ただ、終了して数十分後、一時的に冷たい強風が吹き荒れたタイミングがあった。これも、遠くの雷雲から吐き出された下降気流と考えて間違いないだろう。
今回は、結果的に悪天には見舞われずに済んだ。だが、花火大会が夏のイベントである以上、激しい雷雨に襲われるリスクはつきまとう。会場によっては雨でぬかるんで滑りやすくなる可能性もあり、また大勢がパニックになって走ると、いわゆる「将棋倒し」が起こる恐れがある。もし花火観覧中に、突然の激しい雷雨に遭っても、警備員や警察官等の指示に従い、慌てず行動するようにしたい。
(金子大輔)






