気になる七夕の天気
[2010-07-05 22:47:11]
7日はいよいよ七夕である。東京における、過去5年の七夕の天気を調べると、2009年が曇りときどき晴れ、2008年は雨ときどき曇り、2007年は曇り、2006年も曇り、2005年は曇りときどき雨となっている。梅雨の真っ最中であるため、ほとんどの年ですっきりしない天気となっていたことがわかる。七夕に星空を拝むことは、イメージ以上に難易度が高いようだ。
今年の梅雨の特徴として、典型的な梅雨前線による雨は少ないが、湿った暖かな空気が流れ込みやすくて雷雲が発生しやすい傾向にある。今日5日も、東京都内で1時間に70ミリを越える非常に激しい雷雨となったところもあった。17時発表の気象庁予報によると、7日の東京の予報は「曇り」で降水確率40パーセント。なんとも「微妙な天気」が予想される。
ところで、織り姫とはこと座のベガ、彦星はわし座のアルタイルである。いずれも1等星なので、都心周辺でも肉眼で拝むことができるだろう。ベガとアルタイルの間の距離は15光年(1秒間に地球を7周半の速さで走る『光』に乗ったとしても15年かかる距離)もあり、地球人が日常で考える遠距離恋愛とは比較になるまい。なお、5日の東京ウォーカーによると、民話での織姫と彦星の関係を『恋人』と答えた人が77パーセントとのことだが、正確には『夫婦』が正解である。
ザッと降ったり晴れたり曇ったり……そんな日は、すべての天気マークがランダムに登場するということで、『オールウェザー』と呼ぶ気象関係者もいる。不安定な天気は、裏を返せば予想外のタイミングで晴れ間が出ることも期待できると言えるだろう。七夕を前にして、七夕に星空が望めることを思わず願ってしまいたくなる。
(金子大輔)






