蒸し暑さ、続く関東!
[2010-06-25 23:22:03]
入梅りをした関東甲信地方……気温は平年より高く、非常に蒸し暑い日が続いている。晴れ間が出る時間帯が長いが、その一方で、降るときにはザッと降る傾向がある。このような梅雨は『陽性梅雨』と呼ばれ、どちらかというと西日本に多い。関東地方では、肌寒くてシトシトと雨が降り続く方が一般的だ。いわゆる『梅雨寒』であるが、今年はそんな日はほとんどない。
この原因は、北からの冷たい風が入りにくくなっているためである。梅雨前線は、北の冷たい空気(オホーツク海高気圧)と夏の暑い空気(太平洋高気圧)が押し合うことによってできている。オホーツク海高気圧が強まると、冷たい北東の風は吹きつけ、東日本や北日本では、低温となりやすい。だが、今年はオホーツク海高気圧が見当たらないのだ。
それなら、太平洋高気圧が梅雨前線を押し上げて梅雨明けするのではないか、と思うも、
太平洋高気圧の勢力も、それほどには強くない。そのために、梅雨前線がかなり北上したまま動きが少なく、ムシムシした日が続いているのである。
気象庁季節予報によると、これから7月にかけて、全国的に気温は高め。かなり高くなるところもありそうだ。降水量は、北日本ほど、平年より多くなる可能性が高い。
●気象庁季節予報
http://www.jma.go.jp/jp/longfcst/
梅雨前線は、いったん日本海まで北上するタイミングがあるが、そのまま梅雨明けするのではなく、再び本州まで南下してくると予想されている。さらに、7月に入ってオホーツク海高気圧発生の可能性も、少なからず出てきている。オホーツク海高気圧の有無と強さは、どんな夏になるかにダイレクトに関係する。ワールドカップ同様、天気のせめぎあいからも目が放せそうにない。
(金子大輔)






