カタツムリ、活発に動き出す!
今週になって、ようやく4月本来の気温に戻りつつある。先週は真冬のような冷たい雨が続き、17日には記録的に遅い降雪(1位タイ記録)を観測した東京――予報に雨マークを見るとぎょっとしてしまうが、今日(20日)は春らしい暖かい雨が降った。
このような日に歩くと、植物の葉の上、ブロック塀、道路……あちらこちらでカタツムリ(マイマイ)が歩いているのが見られる。私も、さきほどエスカルゴを思わせるような大型カタツムリを2匹ほど目撃した(暗かったのでうまく撮影できなかった)。カタツムリは非常に種類が多く、右巻きのもの、左巻きのもの(ヒダリマキマイマイなど)、サイズにしても、大豆ほどのものからほぼ手の平サイズのものまでいろいろだ。
カタツムリといえば、子どもの頃に飼育したという方もいることだろう。カタツムリは野菜(ほぼすべての種類)をエサにでき、飼育は比較的容易。動きがゆったりとしているので、交尾、産卵、繁殖……と一連のライフスタイルを観察できる楽しさがある。エサとしては野菜だけでなく、殻を作る栄養のために卵のカラや貝がらなども与えるとよいだろう。注意点としては、飼育器は風通しのよい日陰に置き、時々湿り気を与えることが挙げられる。さらに飼育器は不衛生になりやすく、頻繁な掃除も欠かせない。カタツムリと遊んだあとは必ず石鹸で手を洗い、飼育器を掃除した水は、台所には流さないように気をつけたい。
「子どもの頃にはよく見たけれど、最近カタツムリを見ていない」……そんな意見をよく聞く。控えめな生き物は、すぐ近くにいても、注意していないと視界に入ってこないもので、俗に「子どもにしか見えない」と言われる所以であろう。春から夏の雨の日には、カタツムリが活発に動き回り、歩道を横断していることも多い。特に、雑木林に面した道を歩くときには、小さな生き物を踏んでしまうことのないよう、足元には十二分に注意したい。
(金子 大輔)






