関東、記録的暴風雨!
[2010-03-21 17:28:32]
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21日、非常に発達した低気圧が日本海を北東に進んだ。この影響で、明け方、関東地方に記録的な暴風が吹き荒れた。各地の最大瞬間風速は、千葉市で38.1メートル、東京江戸川区で35.2メートル、東京都心で29.2メートルなど。千葉県・東京23区などには『暴風波浪警報』が発令され、交通機関に大きな乱れが出た。さらに、前線の通過に伴って所により活発な積乱雲が発生し、神奈川県箱根町で1時間に67ミリ、小田原市で同53.5ミリの非常に激しい雨を記録。まるで、強い台風の上陸したときのような暴風雨だったといえよう。
風がピークに達した時刻、私は東京23区東部沿岸にいた。ミシミシと音を立てながら、建物が揺れていた。外はまだ薄暗かったが、植木鉢や自転車はことごとく転がり、樹木の大きな枝も次々に折れていく光景が見え、恐怖を覚えるほどだった。明るくなってみると、街路樹はあちらこちらでなぎ倒され、チェンソーを持った職員が倒木を避ける作業に追われていた。
今年の傾向として、日本付近を通る低気圧が発達することが多い。これは、『北側の寒気が例年以上に強く、一方で、南側の暖気も強い』という状況が続いているためだ。低気圧は、暖気と寒気のぶつかり合いで発達するため、両者の温度差が大きいほど、発達を招きやすくなるのである。
関東地方では、暴風のピークは過ぎたものの、22日にかけて強い風に注意が必要である。また、『寒気、暖気ともに強い』という傾向のため、この先しばらくも気温のアップダウンが大きくなりそうだ。そして、今回同様、通過する低気圧が、非常に発達する恐れもある。花見やピクニックに出かける機会も増えるが、気象状況に十分気をつけるようにしたい。
(金子 大輔)






