チリでは地震の被害深刻
[2010-03-02 22:22:40]
先日の記事で、「日本での被害は、1960年に比べて軽微だった」という話を書いた。だが、チリでは少なくとも700人以上が亡くなり、200万人以上が被災したとされている。ライフラインの停止、行政が機能しない、援助に手が回らないなどで治安も悪化し、商店などからの強奪が相次いでいるという。
日本赤十字社などでは、被災された方々を支援するため、救援金の募集を実施している。
●インターネット募金「チリ大地震救援金」
http://volunteer.yahoo.co.jp/donation/detail/1301014/index.html
●日本赤十字社
http://www.jrc.or.jp/
チリは、日本同様に地震の多い地域である。しかも、世界中に津波をもたらすような巨大地震に至るケースが少なくない。南米大陸側の南米プレートの下に、海側のナスカプレートが沈み込む付近では、巨大なエネルギーが蓄積されてしまうのだ。1960年に史上最大のM(マグニチュード)9.5を観測したほか、1906年にM8.6、1928年にM8.3、1939年にM8.3の地震が起きている。
なお、地球規模での傷跡も確認され始めた。米航空宇宙局(NASA)の科学者は、1日の長さが「100万分の1.26秒」短くなった可能性があると発表している。カレンダーに補正をかけるほどではないが、地震のエネルギーが想像を絶するものであったことを物語っている。今はただ、地震の被害、影響がこれ以上広がらないことを祈るばかりだ。
(金子 大輔)






