あの暴風雨から5年
[2009-12-05 14:39:31]
今日12月5日は、東京で観測史上1位の暴風が観測された日からちょうど5年だ。2004年12月5日、低気圧が台風並みに発達しながら日本列島を通過……東京都心で40.2メートル(史上1位)、千葉47.8メートル(史上2位)、大島48.3メートル(史上2位)、横浜:43.4メートル(史上3位)など、各地で猛烈な風を観測した。
また、低気圧が暖かな空気を持ち込んだため気温が上がり、東京都心で24.8℃を記録。これも12月としては史上最高の気温となった。一方で、低気圧の北風エリアに入った北海道では湿った大雪が降り、都市部でも40~50センチの降雪を観測している。記録的な気象現象がこれほど頻発した日は、歴史上でも珍しいだろう。
寒候期は、暖候期と比べて低気圧が発達しやすいが、これは寒気と暖気が激しくぶつかりやすいためである。大雑把に見積もってみると、8月の北日本では20℃前後、南西諸島が30℃前後で気温差は10℃程度だ。だが、1月の北日本はマイナス20℃、南西諸島は20℃前後と気温差が40℃近くまで拡大することがうかがえるだろう。この気温差のエネルギーが、低気圧をしばしば発達させるのである。
今日(2009年12月5日)も、日本列島に発達した低気圧が接近する予想だ。2004年のようなことはない見込みだが、各地で雷を伴い雨や風が強まる可能性がある。最新の気象情報に注意したい。
(金子 大輔)






