12月のカマキリ
[2009-12-05 01:54:32]
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師走の声を聞き、虫の姿を見ることはめっきり少なくなった。そんな中、12月2日にハラビロカマキリを目撃。カマキリのすぐ近くには卵のうもあり、このカマキリが産卵したものである可能性が高い。ここ数年は暖かいためだろうか、12月になってもカマキリがときどき見つかる。
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カマキリは春(4~5月頃)に孵化し、体の大きさに合った昆虫を食べながら成長していく。夏には成虫になり、秋に交尾、産卵をするのが一般的なライフサイクルである。カマキリは『昆虫界の猛獣』だ。成虫ともなれば、セミなどの大型昆虫も襲う。特に交尾後のメスの食欲はオスの7倍以上と言われ、カエルや小さなヘビも食べることがある。
そんな生活をするカマキリ……エサとなる虫がいなくなると生き延びるのが難しくなってくる。ここ数日、南関東の都市部でも10℃以下まで冷え込んでいるが、日中の陽だまりは暖かく、ハチやハエ、ガなどが飛んでいることがある。これらの虫を食べて生き延びてきたのだろう。
その他12月に入ってから、ドクガの仲間の幼虫、キタテハ、ジョロウグモ(昆虫ではないが)などを見かけている。ジョロウグモのメスも腹がはち切れんばかりに膨らみ、産卵を控えていることが伺えた。皆様の近くにも、最後の力を振り絞って生きている生き物がいないだろうか。気温が低いと動きがゆっくりしているため、じっくり観察することができるだろう。
(金子 大輔)






