22号、905ヘクトパスカルに!
[2009-11-26 14:40:32]
台風22号は、26日12時現在、マリアナ諸島付近を北西に進んでいる。中心気圧がなんと905ヘクトパスカル、最大風速60メートル、最大瞬間風速は85メートル。今年発生した台風では最強の勢力だ。
概ね、台風は中心気圧が低いほど風速も大きい。2000年以降、北半球で中心気圧が905ヘクトパスカル以下まで発達した台風は、今回を含めて2個しかない。もうひとつの例が2008年の台風15号で、やはり中心気圧905ヘクトパスカルまで発達している。なお、観測史上最低の中心気圧としては1979年の台風20号(870ヘクトパスカル)がある。こんな台風の直撃を受けたら……身の毛もよだつ話である。
秋も深まり、初雪の便りが届くシーズン……。「この時期に台風?」とも思われるかもしれない。だが、日本列島に近づくことが減るだけで、寒候期も低緯度地域では台風は発生している。まれな例だが、1990年11月30日、紀伊半島に台風が上陸したこともある。
台風22号は今後も北上を続け、週末~来週には小笠原諸島に接近する可能性がある。海水温が高い地域を通過し、日曜日の段階で925ヘクトパスカルをキープしている予想だ(26日12時40分発表)。小笠原諸島を中心に、台風の最新情報に厳重な警戒が必要である。
(金子 大輔)






