秋の『要注意』な生き物!
[2009-10-18 13:24:37]
秋が深まり、昆虫をはじめとした生き物の姿は、めっきり少なくなった。このシーズン、近くに小さな生き物がいると、愛おしさすら感じるかもしれない。だが、未知の生き物に手を出すのは待った方がよい。秋は、都市部で有毒な昆虫を目にすることが多い季節でもあるのだ。この二日間、ヒロヘリアオイラガの幼虫、チャドクガを相次いで目撃した。
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イラガの仲間の幼虫は、通称『電気虫』。触れると感電したような強い痛みが走る。皮膚に傷がつく例はほとんど聞かないが、瞬間の痛みは大人でも悲鳴を上げるほど! 私も10回ほど刺されているが、何回刺されても慣れることはない。一方のチャドクガでは、痛みはそれほどでないが、数日に渡って痛痒感に悩まされる。
もしこれらの毛虫に触れてしまったら、粘着テープで毛を取り除き、抗ヒスタミン含有の虫刺され薬を塗るとよい。症状が重いときには、皮膚科を受診するとよいだろう。
エコ・自然保護への関心が高まり、有毒動物との共存は大きなテーマとなる。もちろん、「害のある生き物は駆除すればよい」というのは、仮にも『知的生物』を名乗っている人間の取るべき態度ではあるまい。
有効な方法は「相手の生物をよく知ること」である。発見されただけで、日本には数千種類の毛虫が生息している。だが、有毒なものはわずか10種類程度。それを覚えて、手を触れないように注意すればよいのだ。特に、生き物に興味を持ち始めた子どもには気をつける必要があるだろう。はじめて手を伸ばした虫がドクガ……その結果、生き物が大嫌いになってしまったというのは、あまりに残念なストーリーだ。
(金子 大輔)






