西・東日本で雷雨!
[2009-10-14 23:56:54]
14日、西・東日本の広い範囲で雷雨に見舞われた。特に夜に入ってからは、都心の近くでも本格的な雷雨になり、東京江戸川区臨海で1時間に43ミリ、千葉市で同36ミリの激しい雨を観測した。千葉県山武・長生地方には『大雨洪水警報』が発表され、15日未明まで1時間に60ミリの非常に激しい雨が降る恐れがあるとして警戒を呼びかけている。
今回の雷雨の原因となったのは、日本海を南東に進んだ小低気圧である。ごく小粒の低気圧であるため、天気図を一見しても、激しい性質を持つとはわかりにくい。だが、衛星画像では、渦を巻く雲を伴っているのが確認できた。実は、この低気圧の上空には強い寒気があり、大気の状態が不安定になって、雷雲が発達しやすくなったのである。
空気は暖かいほど軽く、冷たいほど重い。小低気圧の周辺では、地上が暖かく上空が冷たいという構造(不安定)になっていた。それで大気が上下にかき混ぜられ、その上昇気流が次々に雷雲を産んだのだ。天気予報で「大気の状態が不安定」と聞いたら、強いにわか雨や雷雨、突風、ヒョウなどに注意したい。
なお、雷雲が発生した当時、関東南部では北東風・北西風・南寄りの風がぶつかり合っていた。この風系は、南関東で激しい雷雨が発生するときに特徴的なものでもあり、十分警戒が必要なパターンだ。
(金子 大輔)






