台風18号、本州に上陸か
[2009-10-07 00:41:18]
台風18号が南大東島の西の海上を北上している。6日23時現在、中心気圧940ヘクトパスカル、最大風速45メートル、最大瞬間風速60メートル。最盛期に比べるとかなり勢力を落としてきてはいるものの、依然『非常に強い』ランクをキープしている。台風は、今後進路を東寄りに変え、本州に上陸の恐れがある。最新の情報に注意したい。
また、本州南岸には秋雨前線が停滞している。台風が、前線に向かって湿った空気を送り込むので、台風が遠い段階から雨の降り方に警戒が必要。特に、太平洋側では台風の周りの「南風」と、太平洋高気圧の周りの「南東の風」がぶつかり合うようにして入ってくる予想で、雨雲が発達しやすい状況が続く見込みだ。
北上する台風では、特に「進行方向右側」が危険とされる。台風は反時計回りの渦であり、台風の回転と進行方向が重なって、風が強調されるためである。台風が予想通りの進路を取った場合、東海・関東の広範囲が進行方向右側にあたってしまう。
だが、それだけではない。秋の台風では、中緯度まで北上すると寒気とぶつかり、進行方向左側に局地的な前線を作ることがある。このため、今回は左側でも暴風に厳重な警戒が必要といえる。高層天気図でも、上陸後、進行方向左側で右側と同等の暴風が計算されているのだ。
※最近の例では、2004年の台風23号において、進行方向左側で記録的な風が観測されている。
台風の接近・上陸に備え、飛ばされそうなものは早めに取り込むとよいだろう。低地への浸水や土砂災害にも警戒し、大雨警報や暴風警報が出たら極力外出を控えるようにしたい。
(金子 大輔)






