ユニークなエコ製品登場!
毎日新聞によると、玩具メーカー、タカラトミーアーツは、トイレ擬音装置『音姫』の携帯版『ケータイ音姫』を発売するという。携帯版でない一般の『音姫』は、1988年にTOTOが発表。大ヒットとなり、今年8月に累計出荷台数が100万台を超えている。
「音姫」とは、人口の流水音を発し、トイレの使用音を紛らわせる機械。日本人女性は、公共のトイレで使用音を消すために複数回水を流すことが多かった。トイレは一回流すと、10~15リットルもの水を使ってしまうため、莫大な水の無駄遣いだと問題視されることに……。そんな中、大渇水が起こり、水の無駄遣いをなくそうと開発されたグッズが『音姫』だということだ。男性用ではお目にかかることが少ない『音姫』だが、今や代表的エコグッズとして活躍中! 大規模なオフィス・商業施設では、毎年1億円近い経済効果があるという。
最近のエコブームは著しい。エコドライブ、エコ検定、エコバッグ……エコに関するグッズがどんどん開発されている。太陽エネルギーで携帯電話が充電できる『ソーラーチャージ』という商品が開発されたり、『マイ箸』を持ち歩いて割り箸の無駄遣いを防いだりする人も目立つようになってきた。「自然環境が失われたから自然が恋しくなっているのだ」という見方もあるものの、多くの人がエコや環境問題に真剣に取り組み始めたのは、大変嬉しいことである。環境問題に取り組む基本姿勢は、「Think globally, Act Locally」だ。
なお、知人からおもしろい話を聞いた。最近、特に首都圏の若い人は『音姫』の有無に関わらず、トイレで使用音を気にする人が減っているようだというのである。「古臭い習慣にしがみつくより、エコの方が大事な問題だ」という意識なのではないか、と話していた。もちろん推測の域を出ないが、若年層でエコ意識が高まっているというのは心強い。登山に挑むのも、ここ数年若い人が増えている。表面上ではなく、本当に自然を愛し理解するナチュラリストが、どんどん増加してほしいものである。
(金子 大輔)






