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本格的なセミシーズン!


[2009-07-30 11:54:16]

夏空が安定せず、各地で変わりやすい天気が続いている。そんな中でも、夏の生き物の代表・セミは、次々と羽化しているようだ。我が家の庭でも、毎晩のようにセミの羽化が見られ、ぬけがらも日に日に増加している。

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ただ、天候不順は昆虫界にも混乱をきたしているようだ。というのは、7月上旬から秋のセミ(ツクツクボウシ)が鳴き始めているのである。これまで、ツクツクボウシが鳴き出すのは早くとも8月中旬過ぎであった。「戻り梅雨」を「夏の終わり」と勘違いしてしまったのだろうか。初夏のセミ(ニイニイゼミ)とツクツクボウシが同時に鳴いている光景は、不思議なちぐはぐ感を覚えるものである。

ところで、セミといえば飼育が難しい印象を持っている方が多いのではなかろうか。たしかに、虫かごや水槽で飼っても長生きできない。セミは生きた木の汁を吸う。このため、いつでも木の汁を吸える環境を作ってやる必要があるのだ。以下のように、木ごと囲むような小屋を作れば、セミの飼育小屋の完成である。環境を整えて飼ってみると、意外に長生きすることに驚くだろう。1週間どころか、1月以上生きることも珍しくない。
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また、種類によって好む樹種が異なる。アブラゼミやニイニイゼミはサクラなど、ミンミンゼミはケヤキなど、クマゼミはセンダン、ホルトノキを好むことがわかっている。そのセミがよくいる樹種を選ぶとよいだろう。また、直射日光に当たるとすぐに弱ってしまうので、日陰の涼しい環境を作ってやることも大事である。夏休みの自由研究として、「セミの長寿記録」に挑戦してみるのはいかがだろうか。
(金子 大輔)

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