各地で大気が不安定に
[2009-07-28 11:59:29]
27日は、大気の状態が不安定になり、各地で大雨・雷・突風のニュースが相次いだ。特に群馬県館林市などでは、竜巻と見られる突風が発生。車約30台、住宅約240棟に被害が出た。その他の地域でも、激しい雷雨となったところがある。
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これは、上空に寒気があるにも関わらず、地表付近では暖かく湿った空気が流れ込んできたため、大気の状態が不安定になったのだ。大気の状態が不安定になると、空気が激しく上下運動をするため、積乱雲(雷雲)が発達しやすい。積乱雲は時として高さ15000メートルを超える高さにまでそびえ立ち、豪雨・雷・突風・ひょうなどをもたらす恐ろしい雲である。
夏の空気(太平洋高気圧)が強まれば、大気の状態は安定し、夏空が続くことになる。だが、今年は太平洋高気圧が弱く、大気の状態が不安定な状態が続いている。山陰や九州などでは、記録的な大雨に見舞われており、被害の拡大が心配だ。
なお、東京では夕方18時30分頃、東の空に虹が出た。今年は本当に虹が多い。不安定な大気のもとでは、降水と日射が両立することも多いため、虹が頻繁に見られるのだろう。夏空が安定せず気分が憂鬱になりがちであるが、都内で見られた虹が、道行く人にささやかな喜びを与えたことを祈りたい。
(金子 大輔)






