space
全国各地にいる気象予報士記者が最新のニュースを配信中!
space
速報!天気ニュース
TOP
|
気象・季節速報
|
防災・災害
|
社会・経済
|
エンタメ・スポーツ
|
生活・健康・レジャー
|
環境
|
世界
|
北日本
|
東日本
|
西日本
|
南西諸島
space
space

クラゲ事情に要注意!


[2009-07-10 14:53:35]

読売新聞によると、今年、史上まれにみるエチゼンクラゲの大発生が起こる可能性が高いという。エチゼンクラゲは、傘の大きさが2メートル、体重200キログラムに達する超大型クラゲだ。食用クラゲでもあるが、日本では悪い印象の方が強い。その巨体で漁師の網を破ってしまったり、網にかかった魚を毒で傷めて市場価値を下げてしまったりするからだ。

エチゼンクラゲが人を刺すことは少ないが、毒性がやや高いので、その意味でも侮ることはできないだろう。他に刺す毒クラゲとして有名なのは、カツオノエボシやアンドンクラゲ、ハブクラゲ、アカクラゲなどである。特にカツオノエボシやハブクラゲは毒性が強く、刺されれば死に至ることもある。海水浴中に危険なクラゲを見かけたら、思い切って遊泳を中止する決断も大切だ。

エチゼンクラゲは、黄海および渤海で増え、その一部が海流に乗って日本海に流入する。さらに、対馬海流に乗って津軽海峡から太平洋に流入したり、豊後水道付近に到達したりする。今年、すでに黄海付近で高密度のクラゲ集団が確認されているという。これらがまもなく、日本海、そして太平洋に押し寄せてくることになるのだ。

エチゼンクラゲは、2005年、2007年にも大発生している。大発生の原因としては、黄海や東シナ海の環境に原因があると考えられている。黄海沿岸の開発による富栄養化、地球温暖化による海水温上昇……それらが動物プランクトンを増やし、それを食べるエチゼンクラゲの大量発生を招いているというのだ。

クラゲの大発生は、来年2月まで続くと見られている。漁業関係者などは、クラゲに対する備えに追われることになりそうだ。
(金子 大輔)

サイトマップ ご利用規約 プライバシーポリシー
会社概要 お問い合わせ