キンモクセイに現れたイモムシ【写真あり】
[2009-06-08 11:32:48]

7日、大型イモムシが、我が家のキンモクセイの葉を食べているのを発見した。大きさおよそ7センチ。スズメガの仲間『サザナミスズメ』の幼虫と考えて間違いないだろう。尻に角のようなものがあるのが、写真でわかるだろうか。この角こそ、スズメガの最大の特徴だ。スズメガの仲間は、全て無毒・無害である。角のような突起に触っても、痛いということはない。

そして次の写真は、約12時間後のサザナミスズメの幼虫である。もちろん、上の写真と同じ個体だ。スズメガの幼虫のうち緑色をしているものは、サナギになる直前に褐色へと変化することが多いのだ。土に潜ってサナギになるため、地面を歩くときに、天敵に見つかりにくくするためであろう。他にも、スズメガ特有のユニークな習性があるので、観察して探すと面白い。
このスズメガの仲間、日本でも100種類近く存在するといわれる。大型ないしは中型のガで、紅色のものもいれば、黒いもの、緑がかったもの、褐色のもの……。大変変化に富んでいる。幼虫においても、サザナミスズメのような緑色のものから褐色、黒色のもの、そして、ヘビのミニチュアとも呼べるような柄の幼虫もいる。また、特に大きくなる種類では体長14センチにも達するという。
スズメガの仲間は、大型で観察しやすく、都市部でも多く見られる。性格も温厚で、多数飼っても喧嘩をしたという話は聞かないし、手に乗せると「甘噛み」とも思える行動をとることがある。アゲハやモンシロチョウと並んで、子どもたちに飼育を勧めたい幼虫である。
(金子 大輔)






