梅雨入り前の菖蒲園
[2009-06-07 16:24:15]

6日まで東・北日本の天気を崩していた低気圧は東に抜け、関東地方も、5日ぶりに青空が広がった。6月の日射しは強く、晴れ渡れば気温がぐんぐん上がる。都心の午後3時までの最高気温は28.9℃。さらに、内陸では30℃を越える真夏日となったところもあった。日曜日だったこともあって、各地のバーベキュー場や自然公園などでは多くの人でにぎわった。
そんな中、東京江戸川区の『小岩菖蒲園』では、6月28日まで菖蒲園祭りが行われている。園内では約5000本のハナショウブが咲き誇り、都内のハナショウブの名所のひとつにも数えられる。入園料は無料だ。

なお、ハナショウブの生えている池をのぞけば、さまざまな動物を観察することもできよう。ゲンゴロウ、アメンボ、ミズスマシなどの水生昆虫のほか、オタマジャクシ、カエルが見られることも多い。写真は、交尾中のアオモンイトトンボである。ほっそりした黄緑色のトンボが、ハート型になっている光景……なんとも幻想的だ。その他、私が訪れたときには、ウシガエルの声も聞くことができた。水辺や湿地は、まさに生き物の宝庫なのである。
だが、この夏のような天気は長続きせず、今週後半には梅雨入りの可能性が出てきている。菖蒲園は、梅雨入り前の晴天に訪れるのもよいが、シトシトと雨が降りしきる中、カエルの声を聞きながら散策するのも風流かもしれない。
(金子 大輔)






