東京の空に二重の虹!
[2009-05-09 00:44:21]
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8日夕方、東京上空に大きな虹が鮮明に現れた。注意深く観察すると、主虹の外側に副虹がもう一本見られ、二重の虹であったことがわかる。虹は、少なくとも千葉県東葛飾から東京の多摩地方、さらに神奈川県などで目撃されており、かなり広範囲で見ることができたと言えよう。
8日は、上空の強い寒気の影響で大気の状態が不安定となり、関東地方では雷雨になっていた。虹が観測された当時、東京では東または北東から雷雲が接近しつつある状況。一方で、西の空では雲が切れ、陽射しがこぼれた。「陽射しと空中の水滴」という条件がそろったため、東京では美しい虹を拝むことができたのである。
虹が出やすい気象条件としては、太陽高度が低いこと、付近に雨雲が存在していることが挙げられる。今回もまさにこの条件下――夕方や明け方に雨が上がったり、雨の降り出しが予想されたりしているときは要チェックだ。さらに、シトシト降るタイプの雨よりも、ザーッと降る「にわか雨タイプ」の方が、虹の出現率が高い。これからのシーズン、夕立、台風、強雨のときなどは、空の表情にも注意したい。
5月も中旬に突入……あと一月もすれば、日本の多くの地域が梅雨に入る可能性が高い。梅雨は憂鬱なイメージが強いが、虹に出会う可能性が高まることを考えると、意外に愉しい季節と思えてこないだろうか。
(金子 大輔)






