早くも初夏の生き物登場!
[2009-04-23 22:15:18]
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各地で、平年の気温を上回る、汗ばむ陽気が続いていたためか、初夏の生き物がしばしば目撃されるようになった。東京都内でもここ数日、アオスジアゲハが花壇の近くをめまぐるしく飛ぶ様子が目立つ。アオスジアゲハは特に暖かい気候を好み、東京では通常、5月以降から見られることが多い。今年はやや早い出現ということができよう。アオスジアゲハは大変美しいチョウであるが、高いところを速く飛ぶため、子どもが捕まえるのは容易ではない。幼虫の食草はクスノキ。幼虫も、周囲の色にうまく溶け込んでいるので見つけるのは極めて難しい。このため、私はこれまでにアオスジアゲハを育て、羽化させたことは一回しかない。
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さらに先日、オオスカシバ(スズメガ科)が羽化しているのも発見した。オオスカシバも、通常の出現時期は6月以降だ。アオスジアゲハ以上に早い出現といえよう。オオスカシバは、夏の昼下がり、「ブーン……」という大きな羽音を立てながら飛ぶため、ハチドリやスズメバチと間違えられることが多い。
こうなると、気になるのが今週末の天気の崩れである。東京でも雨となり、最低気温13℃まで冷える予想となっている(23日17時発表)。寒さの苦手な初夏の生き物にとっては、厳しい天候となりそうだ。長い進化の中で身につけた知恵を駆使し、なんとか無事に乗り切ってほしいものである。
(金子 大輔)






