菜種梅雨と春の雪
[2009-02-28 01:32:55]
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今週一週間(23日~27日)、関東地方では曇りや雨のぐずついた天気が続いた。特に27日は、通勤通学の時間帯を過ぎる頃から雨がみぞれになり、昼頃には雪に変わったところが多い。都心の最低気温は1.8℃……積雪には至らなかったものの、今シーズ初の「雪らしい雪」といってよいだろう。
※概ね気温が1℃以下になると、雪はどんどん積もるようになると言われる。
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このスッキリしない天気の原因は、「菜種梅雨」である。大雑把な言い方をすると、一般の「梅雨」が春と夏の境目であるのに対し、「菜種梅雨」は冬と春の境目といえる。今年は、南側の暖かい高気圧が強いために、前線がはっきりと現れ、太平洋側の天気を崩している。一方で前線の南側、暖かい空気に覆われている沖縄では、2月としては記録的な暑さに見舞われ、連日夏日だ。
過去の例でいうと1992年に似ているかもしれない。1992年は、3月になってから菜種梅雨が顕在化し、3月後半に都心で4回も降雪に見舞われている。特に3月21日は、雷やアラレを伴う荒れた天気だった。菜種梅雨は、関東地方に春の雪と真冬並みの寒さをもたらす点にも注意が必要であろう。
来週も本州の南に前線が残り、週の中頃にはまた東京で「雨か雪」が予想されている。低気圧の発達具合や気温のわずかな違いにより、降水相(雨か雪か)や降水量が大きく変わってくるので、こまめに最新の情報をチェックするようにしたい。
(金子 大輔)






