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着実に近づく春


[2009-02-07 00:57:02]

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「春は名のみの風の寒さや……」という唱歌のとおりだ。節分・立春を過ぎても、すぐに春の気配は感じてこない。6日の東京の最高気温は12℃。ほっとするような気温だが、10メートル近い北風が吹き、体感温度はかなり低かった。真冬のコートを脱ぐのは、まだまだ先になるだろう。

だが、まったく春めいてこないこともない。花のつぼみは、仄かに色づいたり膨んできたりしているものが多い。また、越冬中である昆虫のサナギも、2月頃になると、寝返りを打つようにゴソゴソ動くものもいる。静岡県では、早くもタケノコの収穫が始まっているところがあるという。

気圧配置から見ると、12月下旬や1月に比べて、冬型が長続きしなくなっている。北日本を低気圧が通る日も目立つ。北方を低気圧が通過すると、低気圧に向かって南風が吹くので、ポカポカ陽気となりやすい。低気圧が強い場合には、「春一番」と呼ばれる強い南風になることもあるのだ。

まもなく、桜の開花予報が始まる。空を見上げれば、ここ数日は、空が少し霞んで見えたり、薄い雲が広がるのを見たりすることが多い。ゆっくりであるが、着実に春は近づいているのであろう。今月下旬には、本格的にスギ花粉が飛び出すことが予想される。早めの対策で、つらい症状もかなり和らげることが可能なので、花粉症の方は急いで対策をするとよいかもしれない。
(金子 大輔)

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