低気圧が大暴れ!
[2009-01-31 12:40:31]
本州南岸を、低気圧が発達しながら東に進んでいる。このため、東海から東北の広い範囲で大荒れの天気に。この時期としては、かなりまとまった雨になった関東・東海……雨は弱まってきたものの、北よりの風が非常に強く吹いている。海に近い地域では、「暴風警報」「波浪警報」が発表されている所が多い。
また、東北地方では湿った大雪となり、31日正午現在、盛岡の積雪は19センチ。今後、さらに積雪が増えていく可能性が高い。また東北南部の仙台でも、気温がみるみる下がり、すでに0℃台になっている。正午現在の積雪はゼロであるが、降水が強く、気温が低下傾向にあるため、今後の雪の降り方に警戒が必要だ。
今回と似た事例で、さらに激しかったものとして1986年3月23日が思い浮かぶ。そのときも、南岸を低気圧が猛烈に発達しながら東進……東日本では、雷を伴った風雨となり、雨量が100ミリ近くに達した。だがそれだけでは終わらない。気温が急降下……都心を含めた関東の広範囲で雪に変わり、山沿いでは100センチ近い積雪に達したとされている。気温が高かった都心は、積雪が9センチ止まりだったが、「デイ・アフター・トゥモロー」を思わせるような、もの凄い雪の降り方は他ではそうそう記憶にない(私はまだ小さかったので、おぼろげな記憶である)。
今回も、強い北風の影響で、関東の気温が低下傾向であるが、降水のピークが過ぎつつあり、1986年のときより気温が高いので、雨のまま経過する予想になっている。だが、降水が強いときにひとたび雪に変わると、一気に積雪に埋もれてしまうので影響は甚大だ。発達した低気圧が通過しているときには、気温傾向にも注意が必要となる。
(金子 大輔)






