小雨の調布市花火大会
[2008-08-24 00:59:03]
![]()
秋の気配が漂い始めた8月23日、調布市花火大会が行われた。冷たい北東風が吹き、小雨の降るあいにくの天気だったが、会場は大勢の観覧客で埋め尽くされた。
添付したのは、多摩川会場から撮影したものである。ご覧のように、花火が煙に隠れてしまい、ほとんど見えないタイミングがあったのだ。音だけがむなしく響く会場からは、落胆の声が上がっていた。このような現象は、他の花火大会でも遭遇したことがある。想像するに、どうも天気が崩れて寒いときに多く見受けられるようだ。
関東地方で天気が崩れて気温が下がるときには、北東の風が吹く。夏本来と違った風が吹くために、会場で花火が見にくいという不測の事態が起こってしまうのかもしれない。
ところでこの北東風、予報面からもかなり厄介な存在だ。北東風のときには、天気の崩れの大きさを予測するのが大変難しいことがある。ベテラン予報士でも、北東風の予報は苦手、という方がいると聞く。いくつもの条件が複雑に作用して、雲が薄くなって太陽がのぞいたり、本格的な雨が降ったりしてしまう。
花火は、やはり暑さや蚊などと戦いながら見るほうが風流だ。雨に濡れ、寒さに震えながら観覧というのはぞっとしない。それでも会場に来ていた多くの観覧客は、お祭りの雰囲気を楽しめていたように感じられた。悪天でも、変わらず多くの人を呼び寄せる花火大会の魅力、おそるべし……。
なお、雨の可能性があるときに注意したいのは、「傘は持っていく」か「地元で買っていく」ことである。現地で買おうとしても、どこも売り切れとなってしまって、容易には手に入らない。そして、できれば透明な傘がよい。透明な傘なら、広げて観覧しても後ろの人に迷惑をかける心配は少ないであろう。
(金子 大輔)





