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2008年梅雨の特徴


[2008-06-29 12:43:37]

梅雨は、年によって大変個性に富む。よく晴れる日もあれば大雨の日もある、というタイプは「陽性梅雨」、ずっと雲に覆われてシトシト弱い雨が続くタイプは「陰性梅雨」と呼ばれる。また、「空梅雨」「雷梅雨」などというのもある。

今年の特徴としては、関東地方でも雨の降り方が強いことが挙げられるのではなかろうか。一般的な梅雨では、九州をはじめとした西日本では豪雨・雷雨が中心だが、関東地方では、シトシトとした地雨が中心だ。だが、今年は関東地方でも「よく降るなあ」と感じられるほどの本降りの日が多い。西日本のように、1時間に100ミリクラスということはないものの、関東沿岸部では1時間に30ミリを超えるような雨も観測されている。
ニュースで大雨情報(明日の朝までに九州で○○ミリ……など)が報道される際、いつもの梅雨では、関東地方は対象外となることがほとんどだが、今年は関東地方も対象に入っていることがしばしばある。

これらの原因としては、今年は雨雲を発達させる「湿った暖かい気流」が関東付近にも侵入しやすいことが考えられる。いつもの年には、西からやってくる暖湿気流だが、今年は南から入るような格好になることがあるのだ。
そして、もうひとつは上空の寒気。梅雨前線の活発化とともに、上空に冷たい空気が入るケースも多く、大気の状態が不安定となって、関東地方でも雨雲が発達する原因となる。

ここしばらくは、梅雨時の豪雨に不慣れな地域で、土砂災害等が発生する可能性が考えられる。雨の後には崖の下・河川には近づかない等、防災に努めるようにしたい。
(金子 大輔)

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