意外に夏めく季節
[2008-05-24 01:35:54]
高気圧に覆われた23日は、関東地方各地で気温が上がり、今年一番の暑さとなったところもあった。都内でも、練馬区や府中市で最高気温が30℃以上の真夏日になったほか、東京都心で29.0℃を記録。街では、汗を拭いながら歩く人の姿が目立ち、早くも夏を思わせる光景であった。
5月というと、まだ春という印象があるが、陽射しはかなり強くなっている。暖かい空気に覆われて晴れ渡ると、気温はぐんぐん上昇し、ほぼ真夏のような気温になってしまうことは珍しくない。
また、高気圧に覆われるだけでなく、北側に低気圧があったりすれば、青嵐と呼ばれる強い南風が吹き荒れたり、フェーン現象が発生したりして、一段と気温が上ってしまう。1993年5月13日が代表的な例で、埼玉県秩父市で37.2℃、東京都八王子市でも37.1℃という、5月としては驚異的な高温を記録しているのだ。
八十八夜を過ぎ、夏至へと近づくこの季節。条件が整うと、イメージ以上に気温が上がることは注意に値するであろう。真夏と同様、十分な水分補給を心がけて、熱中症の予防に努めることは必須。また、降り注ぐ紫外線もイメージをはるかに上回る強さになっている。たとえそれほど暑さが厳しくない日であっても、屋外では紫外線対策をしっかりと行うとよいであろう。
(金子 大輔)





