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関東地方の降雪の特徴


[2008-02-11 11:41:28]

9日、発達中の低気圧の影響で、太平洋側の広い範囲で雪が積もった。特に、大阪・名古屋などが南岸低気圧で大雪になるのはかなりめずらしい。この雪雲は東に移動し、夜になって関東地方にやってきた。そして、山沿いを中心にまとまった雪をもたらした。

関東地方では、朝方厳しく冷え込んだところへ、雲が広がって陽射しがさえぎられた形になったので、各地で凍える寒さ。東京の最高気温も、わずか4.5℃、平均気温2.4℃を記録した。関東平野全域がきんきんに冷え、今回降るのはほぼ雪であろうと思われた。
実際降り出してみると、たしかに多くのところで雪であったが、都心より東の地域では、なかなか雪にならない。東部の地域(千葉・茨城・東京23区東部など)では、意外にも最後まで雨で経過したところも多かったようである。

過去の統計から見ると、低気圧が発達するときには関東地方東部が雨やミゾレで経過することが多いようである。顕著なのは1998年1月15日の例だが、東京八王子市で38センチ、都心で16センチ、千葉で2センチと東に行くにつれて、積雪が劇的に減っている。逆に、低気圧の発達が弱いときにはこの傾向は見られず、水戸や千葉で都心以上の積雪となることもある。

これは、低気圧が発達すればするほど北東風を強く引き込むためであると言われる。相対的に暖かい海上を渡ってくる北東風は、東部の地域の気温を上げてしまうという訳のようだ。今度関東地方に降雪予報が出たときには、低気圧の発達具合と雨・雪の分布にも注意してみると興味深いかもしれない。
(金子 大輔)

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