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晩秋に生きる虫たち


[2007-11-02 14:03:59]

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いつのまにか、虫の鳴き声を聞くこともめっきり少なくなった。気温が下がってくると、昆虫など小さな生き物の活動は鈍くなり、冬眠のスタイルへと入ってゆく。でも、よく見ると11月に入っても活動している昆虫たちもいることに気がつくであろう。代表的なものがイナゴやアカトンボである。

イナゴには、コバネイナゴやハネナガイナゴなどがいるが、平地で見かけるのはたいてい翅の短いコバネイナゴ。写真のように、大きなイナゴが小さなイナゴをおんぶしている光景を見かけることがあるが、これは親子でなく夫婦である。なお、大きな方がメス。イナゴをはじめとした昆虫では、通常メスの方が大型なのである。
また、アカトンボにも多くの種類がいるが、一番多く見られるのはアキアカネだ。アキアカネの体色は、夏には黄色から橙色で、避暑のために山へ移動するといわれている。そして、秋になって成熟すると、鮮やかな赤いトンボとなって平地に帰ってくるという。

晩秋の夕暮れ、ときには河川敷や公園を散歩してみるのも楽しいのではないだろうか。イナゴ、アキアカネをはじめ、カマキリ、バッタ、チョウなど思いのほか多くの出会いがあり、虫を追いかけていた子ども時代を思い出すという方も多いかもしれない。
(金子 大輔)

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