一雨ごとに前進する季節
[2007-11-01 23:09:04]
11月に入った本日は、全国的に曇りや雨のぐずついた天気となった。秋が深まるにつれ、全国で穏やかに晴れる日というのが長続きしなくなってくる。からりと晴れ上がっても、翌日にどんよりと雲に覆われたり冷たい雨が降りしきっていたりで、とても慌しい。
「男心と秋の空」、「女心と秋の空」。男性は「女心は変わりやすくてわからない」と言い、女性は「男心の方が変わりやすくてわからない」と言うことから、このような2種類のことわざが生まれたらしい。予測困難で移ろいやすく感じがちな異性の心に例えられるほど、秋の天気は変わりやすいということであろう。
天気を急変させるもののひとつとして、「寒冷前線」の存在がある。晩秋になると北から頻繁に寒冷前線が南下。特に、日本海側の地方や北日本に雷をとどろかせたり強風を吹かせたり、荒れた天気をもたらす。
寒冷前線は、名前の通り、押し寄せる寒気の最前線にあたる。通過した後は気温が急激に下がって、季節がワンステップ進んだことを実感させられる。
もうひとつが低気圧。低気圧が通過して天気が崩れたあとには西高東低の冬型の気圧配置が現れ、寒気が入りやすくなる。日本海側では、冬の前奏曲ともいうべき「時雨」も始まるし、太平洋側でも冷たくてカラリとした風が吹く。いよいよハンドクリームが手放せなくなってくる。
1日も、北日本を寒冷前線が通過していった。また、別の低気圧が日本付近を通り過ぎた。さらに一歩、季節が前進するシグナルである。風邪を引かないよう、いつも以上に体調に気を配るとよいであろう。
(金子 大輔)





