ジャガイモ不足でポテチ減量
[2007-01-26 11:40:03]
カルビー株式会社は、人気商品であるポテトチップスやじゃがりこの規格改定を行い、一袋あたり2~7グラムの減量、および味付や素材の改良を発表した。価格は変わらないが、順次コンビニ、スーパーへ出荷する商品を入れ替えていくとのこと。
この減量の背景にはポテトチップスの原材料である馬鈴しょの収穫量不足にある。
馬齢しょは、北海道が最大の生産地。じゃいがいもは少雨で比較的冷涼な地で栽培するのに適しており、生育適温は15度から20度、昼夜の気温差が大きいほど旨みのあるものができるといわれている。北海道は梅雨がなく、特に内陸部は昼夜の寒暖の差が大きいので、栽培環境としては最高の地なのだ。
しかし、昨年の8月、北海道の気温は平年よりも2度以上も上回り、暑すぎる気候に悩まされた。じゃがいもは、夏には光合成を行い養分を蓄えるが、気温が約29度を越えると大きくなることをやめてしまう。そのため、今年収穫されたものは、例年よりやや小さめになってしまったという。野菜の生育は暑すぎず寒すぎず、その季節にふさわしい気候がいいようだ。
さらに、北海道の農業人口が急激に減少していることも収穫不足の大きな原因になっている。
天候に関わらず、長期的な収穫量不足も予想されているのが現状だ。
食べ始めると止まらなくなってしまうポテトチップスだが、現代人は塩分を摂取し過ぎていることからすれば、多少の減量はかえって好都合かもしれない。しかも、今回の改良ではシンプルな味付けや減量素材へのこだわりも発表されており、「身体にやさしい改良」と、比較的好意的に受け入れられそうだ。
ちなみに2~7グラムは、ポテトチップス3枚ほどにあたるらしい。
(e-天気.netスタッフ)





