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アジア各国が京都で災害対策研修


[2006-10-26 13:53:06]

今月23日から、韓国やインドネシアなどアジア4ヶ国政府の文化遺産・防災担当者が来日し、京都で地震火災や山火事などから文化財を守るさまざまな設備や取り組みを学んでいる。

これは、立命館大歴史都市防災研究センターによる世界初の国際研修プログラム「文化遺産危機管理国際研」で、日本での実践を基に各国の文化遺産防災計画を作成する。25日には、清水寺や高台寺公園などを訪れ、構造補強、清水寺の消火設備や周辺の地滑り対策、地域住民らが協力して整備中の防災水利システムなどについて、京都大助教授大窪健之氏から説明を受けた。

立命館大学歴史都市防災研究センターは、2003年に設立、「かけがえのない文化遺産と歴史都市を災害から守り、後世に継承するための学理と技術の確立をめざす場」というコンセプトで、災害メカニズムの解明や防災技術の研究に取り組んでいる。

兵庫県南部地震では大きな被害を受けた歴史都市京都の文化遺産。本センターは「代替性のない貴重な文化遺産を後世に継承したい、継承する義務がある」という思いから設立された京都ならではの研究施設と言ってもよいだろう。自然豊かな恵まれた環境にあり、一方で地震大国と呼ばれる日本列島。いつ起こるかわからない自然災害との「共生」のためにも、このような研究に注目していきたい。

研修は11月3日まで行われ、3日午後2時からキャンパスプラザ京都(下京区)で、公開フォーラム「アジアの世界遺産を災害からどう守るか」が開かれる。ここでは、各国が作成した防災計画が発表される予定。聴講は無料なので、興味のある方は参加してみてはいかがだろう。

(e-天気.netスタッフ)

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